CC Tips: Claude Code開発者が語る、AIエージェント活用の最重要ポイント
2026-08-01
- 設定は定期的に捨てる: CLAUDE.md・スキル・プラグイン・フックは起動時にコンテキストへ常駐する。新モデルリリースのたびに棚卸しし、旧モデルの弱点を補うために書いた記述は削除する。
/doctor で自動棚卸し: 「Claudeが自力で推論できる内容」を削り、過去のミス・理由・デフォルトと異なる点を残す方向で診断してくれる。提案は承認制なので1件ずつ確認できる。
- safe mode で素の性能を測る: 自前のCLAUDE.md/スキル/プラグインを全て無効化した状態で普段のタスクを実行し、
/context で読み込み量を確認。問題なく動くなら設定は削減してよい。
/context の基準値: 空セッションでも約3%(システムプロンプト+組み込みツール)は必ず消費される。それ以上は自分の設定分。
/usage で消費の内訳を見る: 5時間枠を何が食っているか特定する。サブエージェントを多用するワークフロー、複数セッション並行、compactせずセッションを延々続ける習慣が主犯になりやすい。
- CLAUDE.mdは軽く保つ: プロジェクトの目的1行+エージェントが躓く落とし穴だけ。
npm run dev で起動するといった、リポジトリを見れば分かる情報は書かない。
- CLAUDE.md と スキルの使い分け: 毎セッション読まれるCLAUDE.mdには「短く常に真」な事だけ。長い・たまにしか要らない手順(例: 成果物の検証手順)はスキルにし、CLAUDE.mdからは「必要なら読め」と参照させる。スキルが長くなったらファイル分割して必要な部分だけ読ませる。
- スキルは規則ではなくガイドとして書く: 汎用のベストプラクティスはClaudeが既に知っているので書くだけ無駄。自分/チーム固有の事情だけを書く。ガチガチのルール化は本当に必要な領域だけ。
- MCPは最後の手段: 誤解の解消でも繰り返しの削減でもなく、「Claudeが物理的に到達できない情報源」がある場合にだけ使う。
- 完了条件(eval)を先に書く: 「失敗しうる」チェックであることが必須。テストスイート、旧実装とのパリティ比較、スクリーンショットのピクセル比較、観点ごとに分けたレビュー用サブエージェントなど、タスクに応じて形は変わる。
- 長時間自走させる鍵は自己判定: 「一致するまで止めるな」と言える基準があると数日〜数週間の自走が成立する。基準がないと1時間で失速する。
- evalの賞味期限は2〜3世代: 全部パスするようになったら捨てて、今失敗している箇所から新しく作る。
- プロンプトは How ではなく What: タスク・守るべき制約・完了の定義だけ渡し、経路はClaudeに決めさせる。手順を指定すると自分の実力が上限になる。
- お手本を渡さない: 参照画像やサンプルは丸写しされる。狙うスタイルを言葉で描写する。
- 巨大な自動ワークフローは避ける: 数百エージェントの dynamic workflow は失敗時に全期間分を失い、コストも桁違い。日常はクラウド定期実行の routines(1文の指示)を積む方が実用的。