Claude Opus 5を完全解説!プロンプトのコツ・Fable 5とGPT-5.6との違い(22パターンの比較)
概要
Anthropicが2026年7月24日にリリースした最新モデル Claude Opus 5 の徹底解説動画。Fable 5とほぼ同等の賢さを約半額(Opus 4.8と同価格)で使える点を軸に、ベンチマーク・料金・プロンプトの新常識を整理している。さらにOpus 4.8 / Opus 5 / Fable 5 / GPT-5.6 Thinkingの4モデルに同一プロンプトを投げる22パターンの実地比較を行い、用途別の使い分けを結論づけている。
主なポイント
- 価格性能比が主役交代の理由: Opus 5は入力$5 / 出力$25で、Fable 5($10 / $50)の半額かつ前世代Opus 4.8と据え置き。ただし内部思考量が増えるため実コストは4.8より上がりやすい。
- コンテキストは100万トークン、思考量は「低〜最大+ultracode」の5段階エフォートで調整。ファストモードは思考量を落とさずに約2.5倍高速化(OpenAI Codexの1.5倍より速い)。
- エージェント系ベンチはFable 5超え: ターミナルコーディング+10pt、PC操作+4pt、エージェント検索+3pt、業務ワークフローは26%対17%で約9pt上。作業を任せる用途はOpus 5で十分。
- ARC-AGI-3(初見パズル)で他モデルの約3倍、OSWorld(GUI操作)はFable 5と同スコアを約1/3のコスト(約$20 vs 約$50)で達成。
- 弱点は数学的推論と法律などの高専門性タスク——ここだけFable 5が優位。Fable 5はサブスクでは使えなくなる方向の「特別枠」扱いへ。
- 図解生成が大幅強化: 画像生成ではなくSVG+CSSだけでエアコンの気流断面図や細胞図を教科書レベルで作図。Claude Designでのアニメーション生成とも相性が良い。
- プロンプトの新常識は「短く・任せる」: Anthropic社内でシステムプロンプトを80%削っても精度低下はほぼ無し。細かいルール・制約・大量のfew-shotはむしろ逆効果。
- 22パターン比較の実感: 3Dゲーム、オセロUI、漫画作成ツール、CSS寿司、布の物理シミュ、縦書き電子書籍、記憶だけの日本地図でOpus 5が最良。ピタゴラ装置など物理系はGPT系よりClaude系が明確に得意。図解スライドのすっきりさはFable 5 / GPT-5.6が好みという評価も。
- データ分析の正確性: CSVに仕込んだ4つの異常をOpus 5とFable 5は4/4検出、Opus 4.8は3/4、GPT-5.6は2/4。安全性テストでも「過去最も嘘をつかないモデル」。
実践に使えること
- 普段使い・エージェント業務・ブラウザ/PC操作はOpus 5に切り替え、難問と判断したときだけFable 5にエスカレーション。Opus 4.8はもう選ぶ理由がない。
- 既存のプロンプト資産を棚卸しし、制約条件リスト・禁止事項の羅列・大量の例文を削る。ゴールだけ伝える「ゴールコマンド」型に寄せる。
- 出力が冗長ならエフォートを下げるのではなく、プロンプトで「短く簡潔に」と指定する(エフォートは発言量ではなく思考量のダイヤル)。
- 添付ファイルを読み込んでいない気配があればエフォートを上げる。読んでいるのに答えが浅いならモデル自体を上げる。
- ドキュメントはMarkdownの分厚い仕様書より、薄いガイド+参照用HTMLモックに置き換える(視覚情報としても解釈されるため)。
- 先回りして全部教えるのをやめ、メモリに覚えさせて必要時に取りに行かせる。ただしトークン浪費を防ぐため「必要なら質問して」と明示するのが実用的。
- クロードのプロジェクト機能に「Opus 5向けメタプロンプト」を手順として登録し、音声入力で「〇〇のプロンプトを作って」と依頼する運用が作れる。