OpenAIの最新モデルGPT5.6を徹底検証!デザイン力や思考力などさまざま他モデルと比較して解説します
概要
OpenAIの最新モデル GPT-5.6(Sol / Terra / Luna の3階層)を、Webサイト制作・ゲーム実装・スライド生成という実制作物で検証した回。結論は「Fable 5 超えではなく得手不得手の住み分け」で、特に画像生成モデル GPT Image 2.0 を内包する Codex のデザイン力が大きく伸びた点が最大の変化として挙げられている。あわせて ChatGPT Work / ChatGPT Sites / 委任承認モード / 推論レベル Ultra など、周辺機能の使い分けも整理されている。
主なポイント
- GPT-5.6 は Sol(最高性能)/ Terra(バランス)/ Luna(軽量高速)の3グレード。実務では Sol と Terra が中心で、Sol はトークン効率も比較的良い。
- 「設計は Fable 5、実行は GPT-5.6 Sol」というように、1つの工程内で複数モデルを役割分担させる使い方が有効。
- Codex 最大の差別化は GPT Image 2.0 を内蔵していること。サイトの世界観に合わせた画像をその場で生成できるため、デザインと画像のトーンが自動的に揃う。
- 従来「GPT はデザインが弱い」と言われていた弱点はほぼ解消。アニメーション表現・縁取りフォントなど、以前は出てこなかった表現が出るようになった。
- 一方、Minecraft クローンのような再現度・スライドの詰めの精度は依然 Fable 5 系が優位。改行崩れや改行位置は手直しが必要。
- Agent Skills はディレクトリ構造が共通なので、Claude 用に作ったスキルをフォルダにコピーするだけで Codex でもそのまま使える。
- 推論レベル Ultra は「思考が深い」というより、サブエージェントを起動して並列処理するモード。その分トークン消費が激しい。
- 新しい「委任承認」モードは、危険と判断した操作のみ確認を求める中間的な承認方式でフルアクセスより安全。
- ChatGPT Sites により、作った Web サイトが chatgpt.site のサブドメインへ自動デプロイされ、公開範囲を自分のみ/全体に切り替えられる。
- ChatGPT の使い分け:Chat=相談・壁打ち(Pro モードは思考が深く高品質)、Work=スキル対応の業務自動化・成果物作成、Codex=開発。
- 文体傾向として、GPT は長く網羅的・ロジカル、Claude は簡潔でクリエイティブという違いが残る。
実践に使えること
- 画像を含むランディングページ・図鑑サイト・バナー系の制作は Codex(GPT-5.6 Sol)に任せる。プロンプトに「GPT Image 2.0 を使うなどしてクオリティを高めて」と明示すると画像生成が発動する。
- 資料・スライドは現状 Fable 5 + Sonnet/Opus 側が有利。同じスキルを両環境に置いて出力を比較し、案件ごとに選ぶ。
- 手持ちの Agent Skill ディレクトリを Codex 側のスキル格納先に複製し、Claude / Codex 双方で同じワークフローを回せるようにしておく。
- 常時フルアクセスをやめ、「委任承認」を既定にして危険操作だけ人が承認する運用に切り替える。
- Ultra は並列サブエージェント前提の重いモードなので、探索・大規模調査だけに限定し、通常作業は High 以下に落としてトークンを節約する。
- 深い意思決定・戦略の壁打ちには ChatGPT Pro(Sol Pro)、リサーチ込みの成果物作成には ChatGPT Work、コードは Codex、と入口を分ける。
- 作ったものの共有は ChatGPT Sites の公開設定で済ませ、デプロイ作業を省略する。