個人開発の最強の味方「Cloudflare」インフラ構成を紹介します
概要
個人開発でWebサービスを低コストかつAIエージェント完結で運用できる「Cloudflareスタック」(Workers/D1/R2/KV)を紹介する動画。データベース・ストレージの用意からデプロイまでClaude Code上で完結できる点が魅力とされている。動画後半ではClaude Codeに指示を出し、実際にアプリ管理用Webサービスを構築・デプロイするデモも行っている。
主なポイント
- フロントエンドはNext.jsを使用。Workers対応の新ビルドツール「vNext(BinNext)」がOpenNextアダプターの後継として登場し、Next.jsの94〜95%の機能に対応(まだベータ版)
- データベースはCloudflare D1(SQLite製)を採用。無料枠は1DBあたり500MB・アカウント合計5GB、読み取り500万回/日・書き込み10万回/日まで無料で、転送量と帯域幅は無制限
- Supabase(Postgres)と比較すると、D1は無料枠の転送量が無制限な点で優位だが、1DBが10GBを超えると使えなくなる上限がありSupabaseの方が拡張性は高い
- 認証はBetter Auth(完全無料)を推奨。ただしセキュリティ・ユーザー管理を自前で行う必要があり、メール認証には別サービスが必要
- Clerkは無料枠で月間アクティブユーザー5万人まで使えるが、無料プランはセッション有効期間が7日までしか設定できず、無制限にするには月25ドルの課金が必要
- 決済はStripe(手数料3.6%)を推奨。マーケットプレイス型のサービスにはStripe Connectが有効
- ファイルストレージはCloudflare R2を推奨。無料枠10GBはSupabaseストレージ(1GB)の10倍で、転送量・帯域幅も無料。実運用例では1日4000枚の画像投稿・累計170GBでも月額約3ドルで運用できている
- ホスティングはCloudflare Workersが有利。転送量が無料(Vercelは1TB超で課金)で、無料プランのままでも商用利用が可能(Vercelは商用利用に月20ドルが必要)
実践に使えること
- 個人開発のWebサービスは、Next.js(vNext)+Cloudflare D1+R2+Workersの構成にすることで、無料枠だけである程度のトラフィックまで運用コストを抑えられる
- 認証サービスは「無料枠の大きさ」だけでなく「セッション有効期間などの制約」も比較検討してから選ぶ
- Claude CodeとWrangler CLIを組み合わせれば、DB作成・ストレージ作成・本番デプロイまで一括で指示できる
- シークレットキーなど機密情報はAIエージェントに直接渡さず、ログに残らないよう手動でコピー&ペーストする