26分でゼロから作る、初めてのAIエージェントワークフロー(Claude Code)
概要
AIエージェントワークフローが従来の自動化(n8nやMakeなど)とどう違うかを解説し、Claude CodeとWATフレームワーク(Workflow・Agent・Tools)を使って「競合分析からブランド付きPDFレポートを生成する」エージェントワークフローをゼロから構築する様子を実演する動画。プラン(計画)モードでの要件ヒアリングから、エラー発生時の自己修復、コンテキスト管理まで一連の実践フローを紹介している。
主なポイント
- 従来の自動化は「決定論的(deterministic)」で手順を逐一組む必要があるが、エージェントワークフローは「非決定論的」なタスク(調査・コンテンツ作成・顧客対応など)を目的だけ伝えれば自律的にこなせる
- WATフレームワーク:Workflow(markdownで書く指示書・SOP)、Agent(Claude Code本体=司令塔)、Tools(単機能のPythonスクリプト=実行役)の3層構造でエージェントを整理する
- プロジェクト冒頭にCLAUDE.mdファイルを置いて「WATフレームワークで動く」ことをエージェントに教え、/initや自然言語で初期化させる
- 権限モードは4種類(bypass permissions/ask before edits/auto edit/plan mode)があり、まずplan modeで計画を練らせて質問に答え、納得したらbypass permissionsに切り替えて自動実行させる流れが推奨
- plan modeではエージェントが不明点を質問してくるため、それに答えることで手戻りの少ない実装計画ができる
- エラー発生時(Unicodeエンコードエラーなど)はエージェントが原因を読み取り、ツールのコードを自己修正し、二度と同じエラーが起きないようワークフロー自体も更新する
- ビジネス情報や競合情報はJSONファイルに永続保存され、次回以降同じ質問を繰り返さずに済む(セッションをまたぐ記憶として機能)
- 出力に不具合(ロゴや図が見えない等)があれば、原因を特定させず「うまく表示されていない、直して」と曖昧な指示をするだけで自律的に調査・修正できる
- コンテキスト使用率がオートコンパクトの60%程度に達したら「コンテキスト腐敗(context rot)」を避けるため/clearで会話をリセットするのがコツ
実践に使えること
- 複雑なタスクをClaude Codeに任せる前に、プロジェクトの構造・ルールを記したCLAUDE.md(または類似のオンボーディング文書)を用意しておくと迷いなく作業してくれる
- 大きめのタスクはまずplan modeで計画とヒアリングを行い、合意できたらbypass permissionsに切り替えて一気に自動実行させる二段階フローを使う
- ワークフローの出力に不備があっても原因を細かく指定せず「ここがおかしい、直して」と自然言語で伝えるだけで、エージェント側で調査・修正・再発防止までしてくれる
- 繰り返し使う個人・ビジネス情報はエージェントにJSON等のファイルとして保存させ、次回以降聞き直されないようにする
- 長時間の会話でコンテキストが60%を超えたら適宜/clearしてから作業を続け、出力品質の劣化を防ぐ