Claude最新!新モデルFable 5.1がリリースされたので特徴やプロンプトのコツを解説してみた
概要
Anthropicから新モデル「Fable 5.1」(企業向けの安全性緩和版「Mythos 5.1」)がリリースされた。ベンチマークでの性能向上やコスト面の変化、そして公式ドキュメントに基づくプロンプト設計のコツを、実際の検証結果とともに解説している。
主なポイント
- Fable 5.1はFable 5と同一モデルで、Mythos 5.1は安全ガードが緩い企業向け版という位置づけ。
- API利用時の料金はFable 5比で最大25〜45%程度安くなる見込み(プロンプトキャッシュのコスト低下が主因)。
- 個人利用でFable系モデルを使うには月額100ドル以上のMAXプランが必要(Proプランは従量課金の別枠)。
- Claude Codeの使用枠50%増量キャンペーンは2026年9月14日で終了予定、以降は恒久的に25%増(実質17%減)になる見込み。
- ベンチマークではエージェンティックコーディングや自律的な科学研究タスク(Terminal-Bench Science)、実務系タスク(Knowledge Work)で大幅な性能向上が確認された。
- デフォルトの「エフォートレベル」がハイからミディアムに変更されたが、コーディング用途ではハイ以上にしないと旧モデルのマックス性能を下回る場合がある。
- 実運用チャットボットでの検証では、出力トークン数が大幅に増えてコストがむしろ18%上昇したケースもあり、常にコスト削減になるとは限らない。
- アイデアやビジネス案への評価はGPT-5.6よりFable系の方が中立的に厳しい点数をつける傾向があり、壁打ち用途に向く。
- 最新情報の検索精度はGPT-5.6の方が高く、ファクトチェック用途は依然ChatGPTが優位という結果だった。
実践に使えること
- コーディングなど高精度が必要な作業では、エフォートレベルを「ハイ」以上に明示的に設定する。
- 出力文章が冗長・高密度になりやすいため、簡潔さを求める場合は「please be formal and terse」のような密度を下げる指示を入れる。
- 太字・箇条書きを避けたいという従来の抑制プロンプトは不要になった可能性があるため、既存プロンプトを見直す。
- 引用元を明示させたい場合は、引用フォーマットの例をfew-shotで与える。
- 検索精度が必要な用途でエフォートレベルをローにしている場合は、検索を促す指示を追加するかエフォートを上げる。
- 画像処理タスクではズーム・クロップ用のツールをモデルに与えると精度が上がる。