【完全自動化】Claude Codeがパソコンを操作し、業務の9割を代行してくれるようになった話
概要
2026年8月21日〜29日のAI関連アップデートをまとめた回。ClaudeがChrome拡張機能とCowork内蔵ブラウザという2種類のブラウザ操作手段を正式に手に入れたことを中心に、記憶機能の統合、ChatGPT側の対抗動向、Claude Code関連の小型アップデートまで幅広く紹介している。
主なポイント
- 「Claude in Chrome」が8月26日に正式提供開始。1操作ごとの承認が不要になり、閲覧・入力・クリック・ページ移動・フォーム入力などブラウザ操作を自動化できる(ファイル操作は不可)。
- Cowork(Pro/Max/Team以上)にClaude専用のブラウザが内蔵され、タブ・ブックマーク・パスワードを一切見ない分離環境で動作。銀行・メール・SSOサイトは既定で触らない設計。
- 使い分けの目安:今開いているページの操作・要約は「Claude in Chrome」、複数サイトを回る調査や会社利用など安全性重視の場面は「Cowork内蔵ブラウザ」が適する。
- プロンプトインジェクション対策として、モデル自体の耐性強化・ページ内の仕込み指示検出・実行前の分類機チェックという三層防御を導入。Sonnet5/Opus5は攻撃成功率0%(Haiku系は0.3%)という検証結果が公表された。
- 8月25日からChatとCoworkの「記憶」が統合され、会話開始と同時に記憶がリアルタイムで更新される仕組みに変更。全プラン・全ツールで利用可能。
- 記憶の扱いは3段階で制御でき、既定で保存しない設定、社会保障番号など機微情報は設定によらず保存しない仕様、保存済み記憶をトピック単位で編集・削除できる仕組みが用意されている。
- ChatGPT(Atlas/ChatGPTワーク)もブラウザ代行機能を追加。Claudeと異なりログイン画面をその場で自分で入力する方式で、重大操作の前に確認を挟む点が特徴。
- Claude Code関連では、ターミナルで開始したセッションをデスクトップアプリから
/コマンドで再開しコンテキストを引き継げる機能、失敗時にClaudeが自らフィードバック報告書の下書きを作成する機能、MCPコネクタ認証を管理者が組織単位でまとめられる機能が追加された。
実践に使えること
- 大量ページの機械的な承認作業や定型ブラウザ操作は「Claude in Chrome」に任せて工数削減を検討する。
- 会社利用でセキュリティを重視する場合は、パスワードやログイン状態を渡さないCoworkの内蔵ブラウザを優先的に採用する。
- 記憶機能をチームで使う際は、保存してよい情報・してはいけない情報のルールを決め、定期的にClaude.md やスキル・記憶内容を更新する運用を組み込む。
- Claude Codeのターミナル利用者は、デスクトップアプリの
/コマンドで過去セッションを再開できることを覚えておき、CLIとGUIを行き来する作業フローに活用する。