知らなきゃ損!CodexやClaude Codeの力を最大限引き出すAIのフォルダ設計
概要
AIエージェントの性能はモデルやプロンプトだけでなく、渡す「フォルダ設計」に大きく左右される。フォルダはファイルの整理棚であると同時にAIの仕事場でもあり、入り口・判断基準・作業中・完成物・記憶の置き場所を分けることで、Claude CodeやCodexが迷わず仕事を進められるようになる、という5つの実例を紹介する動画。
主なポイント
- フォルダ・ディレクトリ設計に唯一の正解はなく、仕事の流れに応じて必要な箱は変わる
- ボリス・チェルニー氏(Claude Code開発者)の方式:ルート直下は毎回読む薄いCLAUDE.md、領域ごとに専用CLAUDE.md、さらに
.claude/skills配下に特定作業だけで使う詳細手順を分離し、読むタイミングをずらす - アンドレイ・カルパシー氏のLLM Wiki方式:
rawに元資料、wikiに整理済み知識を分離し、index.mdで入口、log.mdで更新履歴を管理 - HumanLayer方式:いきなり完成物を作らせず、
research(調査結果)→plans(実行計画・人間確認)→pull requests(変更内容)の順で進め、手戻りを防ぐ - OpenClaude方式:
soul.md(人格)、agent.md(役割・手順)、user.md(相手の情報)、tools.md(道具)、memory.md(長期記憶)、日付ごとのメモリファイルなど役割ごとにMarkdownを分離 - 筆者のCodex/Claude Code秘書構成:
inbox(依頼受付)→notebook(作業メモ)→outbox(人間の確認待ち)→archive(完了保管)という4段階のフォルダで仕事の進行状況を可視化 - 5例に共通する5つの役割:情報の入り口、判断基準、作業中の置き場所、完成物の行き先、記憶と保管
- 毎回必要な短いルールは入り口に薄く置き、詳しい手順や重い過去資料は必要な時だけ読める場所に置くことが共通の設計思想
- 最小構成から始めてよく、実用上は「入り口・判断基準・作業中・完成物」の4役割を1分で説明できる設計を目指すべき
実践に使えること
- 自分のCLAUDE.md(またはAGENTS.md)が長くなっているなら、共通ルールはルート直下の薄いファイルに残し、詳細な作業手順は
.claude/skills配下のスキルファイルに分離して、必要な時だけAIに読ませる - 資料を集めて知識化する用途なら、元資料フォルダと整理済みナレッジフォルダを分け、
index.mdで目次を、log.mdで更新履歴を管理する - AIにいきなりコードや成果物を作らせず、
research.mdで調査結果、plan.mdで実行計画を先に残して人間が確認してから本番作業に進ませ、手戻りを減らす - 依頼受付用の
inbox、作業メモ用のnotebook、成果物確認用のoutbox、完了案件保管用のarchiveという最小限のフォルダ構成から始め、必要になった時だけフォルダを追加する