GitHub Copilotのワークフローを改善する25個のエージェントスキル | Matt Pocock | GitHub Copilot Day
概要
Matt Pocock氏が、25.9万スター超を集める自身の「スキル」リポジトリをGitHub Copilot上で実演。要件のすり合わせから実装、コードレビュー、アーキテクチャ改善、振り返りまでを一連のスキル群で自動化するワークフローを紹介している。
主なポイント
- 「grill-with-docs」スキルは実装前にエージェントがサブエージェントで調査し、ユーザーに深掘り質問をして認識をすり合わせる仕組み
- HumanLayer Skillsの「show-me」はMermaid図・擬似コード・diff・UI構造図などを使い、PR説明を短く視覚的に分かりやすくする
- 独自の「コードレビュー」スキルはorigin/mainとの差分・リポジトリ内のコーディング規約・過去の会話仕様の両方をサブエージェント(クリーンなコンテキスト)でチェックし、人間のレビュー前に修正まで行う
- 「improve-codebase-architecture」スキルはコードベースの弱点(型安全性の欠如など)を分析しレポート化、改善提案を出す
- 「poteto」というAI文章の“slop(AIっぽさ)”を除去し平易な文章に書き換えるスキルも紹介
- 大きめの変更は「grill-with-docs→improve-codebase-architecture→仕様(spec)化→チケット化→implement-spec」で複数セッション・複数ワークツリーに分割し並列実装できる
- 「implement spec」スキルはチケットの依存関係を解析し、独立したチケットは別ワークツリーで並列実装後にリベース・マージし、最後にコードレビューまで自動実行する
- 新スキル「retro」は直近セッションの履歴を振り返り、ワークフローやツール利用の改善点を提案する
- これら一連の流れは「grill→(spec/ticket化)→実装→コードレビュー→retro」というサイクルとして設計されている
実践に使えること
- 実装前にAIエージェントへ深掘り質問をさせる「grilling」ステップを自分のワークフローに組み込み、手戻りを減らす
- PRの説明にMermaid図やdiffなど視覚的な要素を活用し、レビューの負担を下げる
- コードレビューをサブエージェント(クリーンなコンテキスト)で実行し、リポジトリの規約チェックと仕様適合チェックを分離して行う
- 規模の大きい変更は仕様書とチケットに分解し、独立したタスクは並列のワークツリーで実装する
- セッション終了後に振り返り(retro)を行い、スキルやプロンプトの改善点を継続的に洗い出す