Googleサーチコンソール新機能で何が見える?生成AIパフォーマンスレポートとプラットフォームプロパティ
概要
Googleサーチコンソールに追加された「生成AIパフォーマンスレポート」と「プラットフォームプロパティ」という2つの新機能を、実際の画面を見ながら解説する回。AI OverviewsやAIモードでの表示状況、YouTube・X・TikTok・InstagramなどSNSアカウントのGoogle検索での露出状況を分析できるようになった。
主なポイント
- 「生成AIパフォーマンスレポート」はAI OverviewsやAIモードからの表示回数(インプレッション)を専用ビューで確認できる新機能だが、クリック数や検索クエリは表示されない
- データは2026年5月中旬以降のみ蓄積されており、期間比較をする際は欠損に注意が必要
- 生成AI機能での表示回数はサイト全体の通常検索の表示回数のおおむね1割弱〜3割強を占め、無視できない規模
- 生成AIでの露出数と通常検索のクリック数は必ずしも比例しない(表示回数トップでも通常クリック順位は60〜70位など)ため、露出重視ならタイトルリンク調整など通常SEOと異なるアプローチが必要になり得る
- クエリを丁寧に見るとAIモードで実際に使われたプロンプト(例:「24時間以内の最新情報をまとめて」など)が可視化され、コンテンツ企画のヒントになる
- Google Discoverの生成AI要約についても表示回数のみ確認可能だが、集計方法は非公開
- 「プラットフォームプロパティ」はYouTube・X・TikTok・Instagramのアカウントをサーチコンソールに接続し、投稿・動画がGoogle検索結果でどのクエリでどれだけ表示・クリックされたかを確認できる機能
- プレイリストやフォーマット(ロング動画とショート動画など)ごとの検索パフォーマンス比較や、同一コンテンツを複数プラットフォームに出している場合のプラットフォーム間比較ができる
実践に使えること
- サーチコンソールの生成AIパフォーマンスレポートで、表示回数上位URLの一致クエリを確認し、AIモードで実際に使われているプロンプトや検索意図を洗い出してコンテンツ企画に活用する
- 通常検索のクリック数が低いのに生成AI表示回数が多いURLがあれば、その要因(内容の網羅性・構成など)を分析し、生成AI最適化用の施策を検討する
- 自社運営のYouTube・X・TikTok・InstagramアカウントをプラットフォームプロパティにつなげてGoogle検索での露出クエリを確認し、タイトル・説明文・ハッシュタグの改善やフォーマット(ロング/ショート)選定に反映する