Gemini・Geminiスパーク・Geminiノートブックで作る「AI社員」の基礎的な作り方
概要
GoogleのGemini(3.5 Flash)、仕事を自律実行する「スパーク」、資料を覚えさせる「Geminiノートブック」を組み合わせ、毎朝・メール受信時・毎週に自動で動く「AI社員」を作る手順を、アパレル会社の事務を例に実演した動画です。質問して答えをもらう使い方から、資料とやり方を渡して任せる使い方への転換を解説しています。
主なポイント
- Geminiは手書きFAXの写真、3分の音声録音、DriveのPDFとスプレッドシートなど多様な入力を読み込める。読めない字に「?」を付けさせ、確認箇所を絞れる。
- スパークはGmail・カレンダー・ドライブ・スプレッドシート等を直接操作するGoogle版エージェント。Google側で動くためPCを閉じても処理が進み、同時に15件まで走らせられる。
- メール送信や書き換えの前には必ず確認が入る。例では受信メールを要件別にスプレッドシート化し、返信を下書き保存した。
- 利用条件は個人アカウントのProプラン以上で、Workspace(法人)アカウントは現時点で非対応。
- Geminiノートブック(旧NotebookLM)は入れた資料の範囲だけで根拠付きで答える。更新される資料はDriveから追加すると元ファイルの修正が数分で反映される。
- スパークでノートブック名を書くだけで資料を参照でき、取引条件を踏まえた返信下書きに変わる。
- 時間やメール受信をトリガーに定期実行できる(スケジュールは50件まで)。毎朝8時の受注入力、メール受信時の返信下書き、毎週月曜の商品開発という3役を作った。
- 作業手順は「スキル」として保存でき、/で呼び出せる。SKILL.md形式なのでClaudeで作ったスキルも取り込める。
- Gemのジェムは10月20日に終了するとの報道(8月)があり、指示文はスキルへ、参考ファイルはノートブックへ移行しておくと安心。スキルはスパーク(Pro)内のみで使える。
- DeepMindの実験では、軽量モデルFlashにスキルを渡すと成功率が49%から93%に上がり、スキルなしのProを上回った。
実践に使えること
- 自分の仕事を「毎日」「何かが来たら」「週1回」の3つに分け、最も負担の大きい1つだけをまずスパークに任せる。
- 取引条件・マニュアル・カタログなどをDrive経由でGeminiノートブックに集約し、スパークから名前指定で参照させる。
- 繰り返す指示は会話から「スキルとして保存」して資産化する。使っているGemがあれば指示文をスキルへ移行する。
- 顧客向けメールやSNS投稿は必ず最終確認し、注文数量は元の発注と並べて照合する。