OpenAIの画像判定機能が便利!さらにChatGPTのリアルタイム表示機能も使える
概要
OpenAIが、文章だけでなく画像も高速・低コストで「判断」させられる新API(Decisions API)を公開しました。あわせてChatGPTには、回答に合わせて操作可能なUIをその場で生成するインテリジェントUI機能が追加されています。動画では架空データのデモを使い、両機能の具体的な活用例を紹介しています。
主なポイント
- Decisions APIは文章を生成せず、確率・選択肢・点数のいずれかだけを返す判断特化型のAPI。以前紹介されたJudge系サービスのOpenAI版で、今回は画像の判断にも対応している
- 裏側のモデルはGPT-6 Lunaベースとされ、最速・最安のモデルで大量の案件を一気に処理できる
- 質問タイプは「確率」(例:破損の有無92%)、「選択肢」(例:請求か返金か)、「採点」(例:緊急度1.6/2)の3種類
- 料金は出力無料、入力100万トークンあたり0.1ドル。文章1万件で約76円、画像1万件で約221円と非常に安い
- 画像判断のデモ:商品の破損チェック、レシートの勘定科目判定、客室の清掃レベル採点、フリマ出品の状態ランク、工事現場の安全チェック、冷蔵庫の中身からの献立判定、詐欺メッセージ判定など
- 文章判断のデモ:問い合わせの振り分け、メールの返信要否判定、SNS投稿の炎上リスク判定。無関係な入力は「その他」に分類される
- ChatGPTのインテリジェントUIは、割り勘計算機、積立シミュレーター、見積比較、ミニテスト、間取り配置ツールなどをスライダーやグラフ付きでその場に生成する
- 利用条件:有料プランに加え、無料プランでも10月8日から順次提供。APIでは使えず、デスクトップアプリ(最新版)かWeb版が対象
- UIが多すぎる場合は、設定のパーソナライズにあるレイアウト/ビジュアルズをシンプル(デフォルト)にして頻度を減らせる
- 判断をDecisions APIに任せ、分岐後の本処理を賢いモデル(Claudeなど)に渡す構成にすると、速度と精度を両立できる
実践に使えること
- 問い合わせ、レシート、検品画像などの大量処理業務で、緊急度・分類・点数を返す判断ステップをDecisions APIで前段に挟む
- 判断軸(例:ヘルメット着用の有無)を1つに固定して質問を設計する。判断対象以外(段ボールの破損など)は無視されるため、軸を明確に書く
- 分類結果に応じて、重い処理だけを高性能モデルに回し、コストと時間を削減する
- ChatGPTに「その場で使える機能として作って」「スライダーで試せるようにして」と依頼し、計算ツールやシミュレーターを即席で作る
- 画像で出てきた回答は「動かせるツールにして」と追加指示してインタラクティブ化する